重工業・製鉄・電力など重厚長大企業も経営の多角化により飲料事業に進出する企業も少なくない。特に重工業については、24時間勤務に伴う社員への福利厚生や、製鉄の自動制御技術から派生した自動販売機の制御技術(川崎製鉄のうどん・そば自販機が有名)などの背景もある。今回は重厚長大企業およびその関連会社が販売した飲料について、当アーカイブに収蔵されている品をお目にかける。
●日立造船
日立造船の杜仲茶は経営の多角化により杜仲茶事業に進出したが。2003年に小林製薬に譲渡された。
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1) 杜仲茶,日立造船,340g,4957723020043,1994年
●ニッテツ・ビジネスプロモート北海道
ニッテツ・ビジネスプロモートは新日鐵の関連会社。現在は他社と合併し、ニッテツテクノ&サービス株式会社となっている。
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2) 烏龍茶,ニッテツ・ビジネスプロモート北海道,190g,-,1995年
●川鉄商事
川鉄商事(現在のJFE商事)は川崎製鉄の商社部門。1999年にコンビーフの野崎産業と合併。その後JFE商事ホールディングス配下となり、分社化、川鉄商事はJFE商事となる。食品事業は川鉄フーズが継承。
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3) 天然市場 麦茶,川鉄商事,340g,4937919000707,2000年
●九電産業
九電産業は九州電力の関連会社。ネットショップ、旅行代理店、保険代理店等を行っている。
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4) 九州の黒 炭焼珈琲,九電産業,190g,4908851103702,2010年