アサヒ飲料の「十六茶」がリニューアル、「新撰十六茶」として 発売された。十六種類の素材をブレンドしたおなじみの混合茶だが、 「16」という数字にはどういう意味があるのだろう?
今回はアサヒ飲料の「新撰十六茶」 を紹介する。昨年はCMキャラクター に藤原紀香を起用したが、発売十周年 の今年は初代CMキャラクター、小林 聡美が再登板することとなった。
十六茶はもともと、アサヒの茶飲料 「お茶どうぞ」シリーズの中の一商品 として発売されたものである。実はシ ャンソン化粧品がティーバックで販売 している(現在も販売中)ものを、ア サヒ飲料が缶入り茶にしてヒット商品 となったのだ。アサヒの十六茶を知っ ている人は多いと思うが、シャンソン の十六茶を知っている人は、余程のお 茶マニアか健康マニアであろう。
この「十六」という数字、陰陽五行 説から来ている。「五臓」(肝、心、 脾、肺、腎)と、それに従う「五腑」 (胆、小腸、胃、大腸、膀胱)に「心 包」と「三焦」を加えた六臓六腑、す なわち12の臓器に効能があること、さ らに「甘い」「苦い」「しょっぱい」 「酸っぱい」という4つの味覚を持つ ということで、6+6+4=十六茶と いうネーミングになっているそうだ。 数字が商品名に付いているお茶がたく さん出回るようになったのは、十六茶 がヒットしたからである。 以前の十六茶は割合クセのある味で あったが、今回の十六茶は見違えるよ うにすっきりした味になった。飲んで みれば違いはすぐにわかるはずだ。●試飲コメント
この記事を書くのに久々十六茶を飲んだが、以 前の製品に比べあっさりしている感じを受けた。 爽健美茶よりもクセが無くなった気もする。
●五段階評価
甘味 3 苦み 1 香り 3 コク 2 健康度 5